ヨーキーもも

下がったり上がったりもほどほどにお願いです。

3月29日
検査結果
 ALB 2.8(2.3-3.6)
 TP  5.7(5.0-7.0)
 Tcho 96(111-312)
 Ca 9.9(9.3-12.1)
 イオン化Ca 0.95(1.0-1.5)

ごはん(1日分・4回に分けて食べさせてます)
3月23日~3月29日
 ささみ 60g(生60gを茹でたもの)
 白米 70g(炊いたご飯60g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 スペシフィックCRD-1 7g
 約254.6kcal 脂質1.1g(1.74%) 蛋白質18.1g(28%) 

サプリメント
 ビタミンD
 ビタミンK
 ビオチン
 カルシウム
 L-グルタミン
 強力ワカモト
 ふりかけわん
 ミヤリサン
 マルチビタミン&ミネラル

投薬
 プレドニゾロン 1.25mg/5日

先週の検査結果があまりにも急降下だったので、2週間空けると危ういかも~
と思い、今週も病院へ。
白米を60gから70gに増やして、ドライフードの量はそのままで1週間過ごしました。
先週の急降下の理由は
① 脂質の割合が0.2%増えたから?
② ドライフードの原料の何かに反応するようになった?
③ ステロイド投与した日からの日数の違い?
④ 原因不明の現象?
どれもありそうで💦
原因追究は難しいです。

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孫の初節句祝いを探しに行って、我が家用に可愛いミニ鯉のぼり&5月人形見つけました(^^)
熊にまたがっている金太郎くん。後姿がまた可愛いのです。
博多人形ですよ~

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娘2人、ワンコも女子の我が家に初鯉のぼり&5月人形です(#^^#)





  1. 2017/03/29(水) 16:16:53|
  2. もも
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安定してくれない(>_<)

3月22日
検査結果
 ALB 2.5(2.3-3.6)
 TP  5.0(5.0-7.0)
 Tcho 79(111-312)
 Ca 9.5(9.3-12.1)
 イオン化Ca 0.95(1.0-1.5)

ごはん(1日分・4回に分けて食べさせてます)
3月9日~3月14日
 ささみ 60g(生60gを茹でたもの)
 白米 70g(炊いたご飯75g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 スペシフィックCRD-1 5g
 約248.3kcal 脂質1.0g(1.63%) 蛋白質17.5g(28%) 

3月15日~3月22日
 ささみ 60g(生60gを茹でたもの)
 白米 60g(炊いたご飯60g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 スペシフィックCRD-1 7g
 約237.7kcal 脂質1.1g(1.8%) 蛋白質17.9g(29%) 

サプリメント
 ビタミンD
 ビタミンK
 ビオチン
 カルシウム
 L-グルタミン
 強力ワカモト
 ふりかけわん
 ミヤリサン
 マルチビタミン&ミネラル

投薬
 プレドニゾロン 1.25mg/5日

フード追加は厳しいなぁ。。。
コレステロール↓↓
やっぱり脂肪は吸収しないのね。
脂肪増やすと、リンパ管が拡張し、ますます吸収しなくなる、、、ってことだよね。
幸いとっても元気だし、食欲もあるし、ウンチもいい感じなんだけど、、、

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頑張ろう‼!

  1. 2017/03/22(水) 15:42:41|
  2. もも
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3月なのに雪が降りました~

3月8日
検査結果
 ALB 3.0(2.3-3.6)
 TP  5.5(5.0-7.0)
 Tcho  91(111-312)
 Ca 10.2(9.3-12.1)
 イオン化Ca 1.0(1.0-1.5)

ごはん(1日分・4回に分けて食べさせてます)
2月23日~3月1日
 ささみ 60g(生60gを茹でたもの)
 白米 75g(炊いたご飯75g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 約241kcal 脂質0.8g(1.32%) 蛋白質16.2g(27%) 

3月2日~3月8日
 ささみ 60g(生60gを茹でたもの)
 白米 70g(炊いたご飯75g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 スペシフィックCRD-1 5g
 約248.3kcal 脂質1.0g(1.63%) 蛋白質17.5g(28%) 

サプリメント
 ビタミンD
 ビタミンK
 ビオチン(3/3~)
 カルシウム
 L-グルタミン
 強力ワカモト
 ふりかけわん
 ミヤリサン
 マルチビタミン&ミネラル

投薬
2月23日~2月26日
 プレドニゾロン 1.25mg/3日
2月27日~3月8日
 プレドニゾロン 1.25mg/4日

超低脂肪食(ULF)に戻すとちゃんとALBが上がってくれてよかったです。
ここから、LFのフードを増やしていきます。焦らず慎重にね。

ビオチンをはじめてみました。
夫の皮膚炎のために買い置きしていたビオチンが残っていて、私が飲み始めたらなんとなく調子いいので。
口内炎が早く治る気がします。

先日のシンポジウムでの質疑応答の中で、超低脂肪食(ULF)に低脂肪フード(LF)を加えるとALBが下がってしまう例が多いという件に関して、「使っている低脂肪フードが例えばドライフードである場合小麦粉が含まれていて、その小麦粉にアレルギー反応を起こしていることは考えられないか?」というものがあり、ももは過去にアレルギー検査を行い小麦粉にはアレルギーはなかったのですが、検査の信ぴょう性はいまいちと言われていますので、その可能性も考え、機会を見て小麦が含まれない「消化器サポート低脂肪缶」を使ってみようか。。。と思っています。

ももの先生担当の週一でLFを食べているヨーキーちゃん、その後も調子いいそうです‼!
この方法も機会を見て試してもいいかなぁ。

エレンタールも、導入の方向へ考えています。
ULFを50%、LFをできるだけ足して、不足分をエレンタールで。
ももに合うか、ももが食べてくれるか未知数だけどね。

三寒四温の日々ですが、着実に夜が明ける時間も早まり、春の気配ですね。
散歩の足取りも軽やかです♪
今日はその三寒の一日。雪がチラッと降ったりして寒い日です。

寒さのせいではないようですが、ももは最近震えることが多くなりました。。。
ちょっとした興奮や不安や緊張で。老化??
毎朝出勤する時間になると震えていて、出かけるのが心苦しくなってしまうこの頃です。

  1. 2017/03/08(水) 15:20:00|
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9歳になりました☆

2月22日
検査結果
 ALB 2.9 (2.3-3.6)
 TP  5.6(5.0-7.0)
 Tcho  93(111-312)
 Ca 9.7(9.3-12.1)
 イオン化Ca 0.90(1.0-1.5)

2月9日~2月11日
ごはん(1日分・4回に分けて食べさせてます)
 ささみ 50g(生60gを茹でたもの)
 白米 60g(炊いたご飯75g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 約205.3kcal 脂質0.7g(1.32%) 蛋白質13.5g(27%) 

2月12日~2月22日
ごはん(1日分・4回に分けて食べさせてます)
 ささみ 60g(生60gを茹でたもの)
 白米 75g(炊いたご飯75g)
 サツマイモ 40g(茹でたサツマイモ40g)
 約241kcal 脂質0.8g(1.32%) 蛋白質16.2g(27%) 

サプリメント
 ビタミンD
 ビタミンK
 カルシウム
 L-グルタミン
 強力ワカモト
 ふりかけわん
 ミヤリサン
 マルチビタミン&ミネラル

投薬
2月9日~2月14日
 プレドニゾロン 1.25mg/2日
2月15日~2月22日
 プレドニゾロン 1.25mg/3日

無事に数値も上がってきました。
今回は症状がないのにALBが下がり始め、原因もステロイドの中止かフードに反応したのかわからないままです。
いつもの調子が悪いときのご飯の配分「ささみ1:白米2:サツマイモ1」に戻すか迷いましたが、今日の検査結果で思わしくなければ....考えるつもりでした。
このまま安定しておくれ~

それにしても、何度も書きますが、脂溶性ビタミン注射以降、ULF100%でも上皮小体亢進症の症状がないです!!
助かってます。
あせらず進められます♪

2月22日、ももはめでたく9歳になりました♪
・・・と言っても、何のイベントもなかったですが
何度も「おめでとう」と言ったけど~
気持ち伝わったかなぁ(〃▽〃)

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  1. 2017/02/24(金) 21:00:00|
  2. もも
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PLEに対するUltra Low-fat Dietを用いた治療 施設ごとの比較

2月17日~2月19日に開催された
「日本獣医内科学アカデミー」のうち
2月19日の、シンポジウム「PLEに対するUltra Low-fat Dietを用いた治療 施設ごとの比較」を聞いてきました!!!

以下シンポジウムの内容


日本大学の場合
2014年の論文の内容
ステロイド抵抗性の腸リンパ管拡張症に脂肪制限食が臨床的に有用であるか確認。
24頭の症例にULF、ULF+LFを試し1か月~2か月で体重、CCECAI、血液検査を比較した。
脂肪制限食で1か月以降にCCECAIの低下を認めALB、TPの増加が認められた。
ULFとULF+LFで比較するとALB濃度はULFの方が上昇した。
24例中19例がステロイドの減薬(内5例が断薬)が可能だった。

論文発表以降の症例12例
対象:ステロイド抵抗性のリンパ管拡張症(消化管型リンパ腫は除外)
ULF100%で導入前、1か月後、2か月後にTP、ALBを測定
導入前:平均ALB1.7(12例がALB<2.2)、平均TP4 
1か月後:平均ALB2.5(3例がALB<2.2)、平均TP5
2か月後:平均ALB2.6(12例がALB>2.2)、4例程度がTP>5.2
ULFでもALBが2.4程度までしか上がらない症例があるが、ALBが2.5程度あれば臨床症状は出ないのでステロイドの増量などは行わない。
対象をPLE全体ではなくステロイド抵抗性のPLEにすれば十分効果が出て、薬剤の減量が可能で長期に生存する。
問題点は脂肪を著しく制限しているので長期間ULF100%では続けられないこと。
カルシウムの不足が問題で、骨折の症例もある。
栄養性の上皮小体亢進症が起こる可能性がある。
改善したらULF100%からULF50%へ移行すると栄養的にも基準値に近くなり、脂肪に関しても最低限程度にはなるのでよい。
PLEは総称なのできちんと検査して治療を行うことが重要。
特に腸リンパ管拡張症に対してはULF(食事性脂肪の制限)の効果がある。

質疑応答
Q:対象症例はステロイド抵抗性のリンパ管拡張症とのことだが、内視鏡でリンパ管拡張症が認められたら導入でもよいか?
A:いきなりULF導入ではなく、生検の結果炎症細胞があれば、炎症+リンパ管拡張症と考え、ALBが1.8位だったらステロイド+低アレルギー食(Z/D)で試してみる。
この治療を数か月続けてもCRPが0だがALBの値が2.0前後にしか上がらないという場合は炎症が治まってもリンパ管拡張が残っている状態なのでULFを使う。
Q:リンパ管拡張がすでにある症例に対しては脂肪分を制限した方が理にかなっているのではないか?
A:炎症細胞が浸潤しているのであれば低アレルギー食を試す方がよいのではないかと思われる。まずはCRPが少しでもあればステロイドを使って低アレルギー食を試し、反応が悪い症例にULFを使う方がよい。

東京大学の場合
ULF、ULF+低脂肪療法食、両方で試した。
複合ビタミン剤などを使ってなるべく栄養バランスをとるようにした。
体重で量を割り出して、レシピを飼い主に渡して作ってもらうが、実際は個々に要求量が違うので実際に体重を測定して量を調整してもらった。
ULFは、ささ身、ジャガイモ、白米が主だが、飼い主の希望にも沿い、栄養バランスをとるためのいろいろな食材を使っている。
食材例:ささ身、ノンオイルツナ缶、タラ、カッテージチーズ、白米、ジャガイモ、サツマイモ(食物繊維が多いので注意が必要)等。
ミネラル、ビタミンに関しては複合ビタミン製剤を使うが、できるだけ食材から摂取できるように工夫する。
カルシウムは脱脂粉乳、玄米、胚芽米を使うと補うことができる。
また、低脂肪のドライフードをごく少量加えることによって栄養バランスが整えられる。
完全手作り食の場合は栄養計算をしてレシピを作っている。
対象症例:慢性腸症(PLE)の50症例(内視鏡検査済みは少ない)
薬剤の変更をせずに脂肪制限だけで効果があったか調査。
犬種:トイプードル、フレンチブルドッグ、チワワ、マルチーズ、ヨークシャテリア、ポメラニアン
年齢中央値:9歳
治療開始時のCIBDAI:無症状が多い
ALB:基準値を下回っている
低脂肪療法食はすでに試されている例が多かった。また、低脂肪療法食の前に低アレルギー食も試されている例もある。
病理診断(半数以上が検査していないが):腸炎、純粋なリンパ管拡張症1例、小細胞性リンパ腫6例(リンパ腫があるがリンパ管拡張もある)
50症例中13症例は超音波検査上リンパ管拡張症がない症例が含まれていた。
病理検査をした20症例中3/4程度にリンパ管拡張症。
<効果の比較>
CIBDAI(もともと無症状なものが多かったので比較できないが):効果がない→12症例、効果があった→9症例、他の薬剤も変更して効果があった→6症例
ALB:良化した→19症例、悪化・反応なし→12症例
<治療に反応した群と反応しなかった群の違い>
治療開始前のCIBDAIには傾向がない。
ALB改善例:治療前に症状がない症例に改善が多い。(しかし、同じ症例でも反応しない症例もあった。)
超音波検査でリンパ管拡張症の所見(ストリエーション)があった症例で半数が改善した。
ストリエーションがない症例5症例中1症例のみが改善した。
リンパ管拡張症があるかどうかが一つの基準ではないかと思われた。(しかし、ストリエーションがない症例でも反応しているものがあった。)

アルブミン改善群に小細胞性リンパ腫の例も含まれていた。(食事による治療だけをしていてよいか論議が必要)
消化器症状悪化例:11症例
ドライフードと比べると水分量が多いので便が柔らかくなることがある。
急な変更では下痢することがある。
BUN上昇が認められ、正常範囲を超える症例もあった。

PLEにおいて超低脂肪食は有効な治療の選択肢といえる。
一般的な低脂肪療法食に反応しない症例に対しても効果が期待できる。
リンパ管拡張症の所見があるかどうかが、この治療導入で効果があるかどうかを見分ける一つのポイントかもしれないが、それだけではなさそう。
悪化する症例もある。

日本小動物医療センターの場合
適応症例:PLEで典型的な症例
最近フレンチ・ブルドックに多い難治性の症例で、小腸にかなり広い範囲でストリエーションが見られ、内視鏡検査では浮腫があり、白いリンパ管の拡張が見られ、組織検査ではリンパ管が著しく拡張していて陰窩膿瘍があり、炎症細胞が浸潤している。こういった症例に対して治療抵抗性の場合に亘先生等が提唱された、ささ身・ジャガイモ食療法を行うと本当によく効く。
こういった症例で、プレドニゾロン、消化器サポート低脂肪、低アレルギー食、すべて効果がない。クロラムブシルやシクロスポリンの投与を考えなければならない悩ましい症例に対して、亘先生の論文通り進めてみたらアルブミンがどんどん上がり、症状も下痢が良くなる。すごく効くなという感触。
2014年8月から約2年間の症例(全症例病理検査済み)
慢性消化器症状と低アルブミン血症があり、各種除外検査、内視鏡検査生検を行い、蛋白漏出性腸症と診断された症例を集めた。ささ身・ジャガイモ食だけを最低2週間(ほとんどが2か月間)行った症例を集めた。
調査項目:開始前のシグナルメント、治療、病理所見、ULFの内容、開始時のCIBDAI、ALB、治療効果(1か月後、2か月後)、その後の経過、実施期間、有害反応、その他サプリメントを足したか。
蛋白漏出性腸症の犬で内視鏡を行った142頭だが、一般的な症例はプレドニゾロン、タイロシン、低アレルギー食(低分子プロテイン)、消化器サポート低脂肪でよくなる症例が多い。このような一般的な治療でよくなった症例と大細胞性リンパ腫であった症例(2~3例)を除いた19症例(13.4%)にULFを試した。
ささみ、ジャガイモだけでスタート(安静時要求カロリーの1.5倍でスタート)し、その後徐々に量の調整をした。
食材:ささ身1:ジャガイモ2(ジャガイモを食べない場合は、サツマイモや白米を使った)
犬種:フレンチ・ブルドック、コーギー、トイプードル、チワワ、ミニチュア・ダックス、ヨーキー、ポメラニアン、ジャックラッセルテリア、ボーダーコリー、ウェスティン
性差はなかった。年齢は5歳~12歳(中央値9歳)。犬種には特徴があったように思われる。
病理検査では慢性炎症(慢性胃腸炎)、リンパ管拡張症、リンパ腫が混在している。
19症例中19例に炎症、19例にリンパ管拡張、4例にリンパ腫の所見。
炎症:19症例のうち軽度1(原発のリンパ管拡張症と思われる)、中程度11、重度7
リンパ管拡張:中程度5、重度9
炎症とリンパ管拡張が比較的強いものが多かった。
小細胞性リンパ腫4例
反応ありは13症例、反応なしは5症例、2週間で中止は1症例
反応ありの症例に対して、2か月間ささ身とジャガイモ食だけにして、2か月後から消化器サポート低脂肪をトータルカロリーの10%程度を1か月ごとに増やす方法で再発するかしないかみた。
再発する症例と再発しない症例は半々程度だった。
13例中消化器サポート低脂肪を足していき、最終的に消化器サポート低脂肪だけでよくなったのが5例。再発が8例。
<ささ身・ジャガイモ食を2か月間続けたときの治療反応性>
ULF導入前のアルブミンは基準範囲以下が多い、CIBDAIも3以上が多い。
<開始前、1か月後、2か月後の比較>
アルブミンは有意差あり、CIBDAIもかなり下がっている。1か月後と2か月後を比較してもあまり大きく変わらないことが多い。
最初の1か月で効いてくるようだ。

アルブミンも上がってCIBDAIも下がった症例たちに消化器サポート低脂肪を足していくと半分以上が再発する。
少量ずつ足すせいか、アルブミンは下がるが消化器症状は出ないことが多かった。
再発の症例には、アルブミンが2~2.5を維持するように、個々の症例で配分を調整して、ささみ、ジャガイモ、消化器サポート低脂肪、エレンタールを使っている。
有害反応はほとんどない。
その他の栄養補助食品は使っていない。
エレンタールは人用の無脂肪の総合栄養食で味の素から出ている。ビタミン、ミネラルがバランスよく配分されていて、蛋白源がアミノ酸まで分解されている。人でもクローン病、潰瘍性大腸炎、急性膵炎、IBDの患者の術後の管理にも使われる。
効果ある症例と効果のない症例との違いは何か?
病理上での違いは何か? →無い
効果があって再発があった症例と再発がなかった症例の病理上の違いは?→無い
リンパ管拡張が重度になって再発するのかもしれない。
リンパ腫の症例もULFの効果があって再発のない症例もあるし、再発する症例もある。
病理所見でULFの効果があるか無いかの判断はできないようだ。
リンパ管拡張が重度であれ、軽度であれ、炎症が重度であれ軽度であれ、リンパ腫が混じっていても、試してみてよいのではないかという感触。
一般的な治療に反応しない場合は一度試してみて効果を確かめてよいのではと思う。
課題は、適応症例、導入時期、期間、栄養補助食品はどうするか、どこを落としどころにするか。
消化器症状がなくて、ALB>2以上であれば経過観察としている。

Q:炎症が先かリンパ管拡張が先か、答えはないが、リンパ管拡張で蛋白が漏れて炎症を起こしていることが充分あるので、脂肪を制限すること自体で抗炎症をもたらすということでは初期治療でもいいのではと思える。当施設では初期治療に使うことが多い。抗炎症が直接ではないが効果があるように思える。
A:当施設もは初期に(プレドニゾロンの前に)試している。ただ、リンパ腫が隠れている場合や炎症が完全に治まっていない場合に、食事療法だけでくすぶっていてその後の予後を悪くしてしまう可能性がもしかしたらあるのかもしれないので、経過を追わないとわからない。症状は良くなってもその後に急な悪化が表れるかもしれない。

ディスカッション
「長期投与とはいつからか?ULFを長期投与する場合にモニターするべき検査項目や注意点は?」
◇3ヶ月超えてULF100%で維持しなければいけない場合はカルシウム剤を添加する。血清中のカルシウムを測定しても脱灰が進むだけでカルシウム値は維持しているので、本当にカルシウムが足りないかどうかはインタクトPTHをモニターしなければならい。
カルシウム剤は最初から添加していてもよいのかもしれない。
また、脂溶性ビタミンの不足もおきる。脂溶性ビタミンの検査が外注などで測定できればよい。脂溶性ビタミン製剤を添加するかどうか、脂質が少ない状態で経口投与でよいかどうか。脂溶性ビタミン注射が必要ではないのかと感じている。
◇脂質以外の栄養成分は基準値を満たすためにはサプリメントなどが必要になってくるが、初めはサプリメントの処方はせず、まずULFで効果があるかどうかをみて効果があると判断し、長期にULFを投与しようと決めた症例にサプリなどを給与している。
実際に栄養成分は満たしているので1年~2年給与していて大きな問題は起こっていない。
カルシウム、リンは念のため測定しているがあまり変化はない。
◇大学内の研究で、ビタミンDもささ身とポテトだけでは結構早い段階で下がってくるようなので、ビタミン製剤をできるだけ早い段階で始めたほうが良いのではないかと思っている。
◇2か月を目安にエレンタールを足すようにしている。

「ULFが効果があって再発した場合、蛋白が漏れると炎症を引き起こす可能性があるので、炎症を抑える治療を強化しながらULFを再導入しているが、再発した時の再導入について工夫されていることはあるか?」
◇ULF100%の食事療法をやって、50%などに変えていてアルブミンが下がってきたらまずは100%に戻す。それであまり効果がなければステロイドを使う。それで反応しなければ別の原因が起こっていると判断してもう一度内視鏡検査をする。
同じ治療を続けているときほかの病気が起こらないと思ってはいけない。
◇同じ病気で治療していて急に病態が変わったときは病気が変わってきたのだろうと判断する。食事だけでうまくいっていた例が急に悪化し病理の所見が変わらなくてもステロイドが必要になることがある.。
◇ULFから+LFになるところでアルブミンが下がったときはULFに戻し、それでも効果がなければ薬剤を使う。
◇ULF100%でうまくいった症例では+LFにしていない。

「慢性腸症の分別の中で、ULFに反応する症例は「食事反応性腸症」と捉えるのか?」
◇食事反応性腸症とは、蛋白質の何かに反応する症例のことで脂肪に反応する場合は「食事反応性腸症」ではない。
◇海外の文献でも「食事反応性腸症」では低アルブミンは起こらないという発表が多い。



以上シンポジウムの内容でした。

いろいろな施設で、ここ2~3年の間に急速にリンパ管拡張症に対してULFでの食事療法が導入され始めているようです。
今回は3施設それぞれの事例について、ULFの導入の仕方、また、再発時の対応など聞けて有意義でした!!!
エレンタール、ももには有効かもしれません!!
ディスカッションを聞いていたら、未来は明るい☆と思えました。
それでも、犬の一生は思ったより短いです。
一日でも早く、良い案は下々まで即時に聞こえるように、お願いします(・_・)ゞ
  1. 2017/02/24(金) 14:21:14|
  2. IBDやリンパ管拡張症の文献・情報など
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