ヨーキーもも

超低脂肪食(ULF)について~2014年8月6日の記事の追加部分~

2015年7月27日

2014年8月6日の記事
「腸リンパ拡張症の犬の治療における食物脂肪制限の臨床有効性」の日本語訳を紹介していますが、この文中で紹介されているのは鶏胸肉ですが、実際治療で使われているのは、鶏ささ身です(先日開催された日本ペット栄養学界大会の講演で”ささみ”と紹介されていました)

また、この論文中の超低脂肪食(ULF)の鶏ささ身とじゃがいもの配分、1:2と言うのはカロリー比のようです。
必要カロリーが300kcalであるならば、100kcalをささみ:200kcalをじゃがいもとします
ささみは100gで105kcalですので、100÷105×100≒95~96g
じゃがいもは100g当り75kcalですので、100÷75×200≒267g
です。

必要かカロリーは
健康で去勢、避妊済成犬で、[70+(30×体重)×1.6] くらいです
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  1. 2015/07/27(月) 22:40:16|
  2. IBDやリンパ管拡張症の文献・情報など
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恐るべし、ULF(超低脂肪食)!!

7月22日
検査結果
 ALB 3.4(2.3-3.6)
 TP 5.9(5.0-7.2)
 Tcho 104
 Ca 10.7

ごはん
7月16日~7月22日
 ささみ 40g
 白米 80g
 サツマイモ 40g
約231Kcal 脂質0.6g(1.15%) 蛋白質11.6g(21%)

サプリメント
 L-グルタミン
 ビタミンB群
 強力わかもと1/4錠×3

投薬
 プレドニゾロン 2.5mg/3日
 フラジール 1/4錠×2/日
 炭酸カルシウム製剤

測定器の異常ではないようです(*^^*)
ステロイドを3日に1回2.5mgにして1週間
今週もクリアです!!
ULFの効果は、ももにとっては絶大のようですね
今日からステロイドをさらに減らして
3日に1回1.25mgです

7月18日、東京都の帝京科学大学で開催された
「ペット栄養学会 第17回大会」に行ってきました!!!

この大会で、今年は日大の亘教授が
「PLE(リンパ管拡張症)の食事管理」という演題で
講演されました

以下、講演の内容の一部です

蛋白漏出性腸症は、病名ではなく症候名であり、ステロイドやシクロスポリンなどの同じ治療法では改善されないことがある。
・リンパ管拡張を伴ったIBDやCE(慢性腸炎)→除去食、ステロイド、シクロスポリンなどの免疫抑制による治療
・リンパ管拡張症(初期は腸の炎症があったが、ステロイドなどの投薬で炎症と下痢などの症状が治まった後、リンパ管拡張のみが残り低アルブミンであるものを含む)→低脂肪食による治療
・消化管型リンパ腫→化学療法による治療

腸リンパ管拡張症については脂肪のコントロールが重要。
長鎖脂肪酸が腸のリンパ管から吸収され、破綻したリンパ管から腸内腔へ漏れて状態を悪化させる。

ステロイドの効果が低い腸リンパ管拡張症24例に対して「ささみ1:じゃがいも2」の超低脂肪食(ULF)を2ヶ月間投与して検証した。
24例中19例でアルブミン、蛋白が上昇しステロイドの減量が可能だった。
ステロイド抵抗性の腸リンパ管拡張症には食事性の脂肪制限が非常に重要なことがわかった。

問題点としては、ULFは著しく脂肪が制限されているので、栄養基準を満たしておらず、病気を改善するための一時的な方法とするべきで、漫然と続けてはならない。
必ず獣医の下、定期的にモニターしながら治療しなければならない。
ULF100%で開始して、アルブミンが改善し、ステロイドが減量できてきたらULF50%+LF(低脂肪の療法食など)50%で様子を見る。

炎症を伴っている場合は、ステロイド療法、免疫抑制剤療法、低アレルギー食などが有用であるが、炎症を抑えたにも関わらず、低アルブミンが持続する場合にはリンパ管拡張が残っている状態であり、脂肪制限食が非常に有効である。


以上のような内容でした。

私たち飼い主にとって一番の問題点は、主治医にこのULF療法を理解してもらいにくいことですよね。
そこが一番重要で、一番難関ですね。。。

ステロイド減らせませんね〜
免疫抑制剤も使いましょう。
。。。
その前に、「ULF療法を試してみましょうか」って提案してほしいね。

スーノちゃんママ、びび&るいちゃんママ、アドゥルちゃんママとご一緒出来て
楽しい、ミラクルな一時でした。
ももが病気でなかったら、会うことがなかったのですものね~
何だか盛りあがりましたね!!
  1. 2015/07/22(水) 23:46:57|
  2. IBDやリンパ管拡張症の文献・情報など
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測定器の異常では無いですよね・・・

7月15日
検査結果
 ALB 3.3(2.3-3.6)
 TP 6.0(5.5‐7.2)

ごはん
7月9日~7月15日
 ささみ 40g
 白米 80g
 サツマイモ 40g
約231Kcal 脂質0.6g(1.15%) 蛋白質11.6g(21%)

サプリメント
 L-グルタミン
 ビタミンB群
 強力わかもと1/4錠

投薬
 プレドニゾロン 2.5mg/2日
 フラジール 1/4錠×2/日

相変わらず、うんちは時々粘膜ついてるし、白っぽかったり、やや軟らかい部分があったり、
良くなった!!!という変化は感じない1週間だったのに
検査値が上昇!!!
単純に喜んで帰りましたが
検査機器の異常とかじゃないよね・・・
悪いことの前触れではないよね・・・
などと、数日考えちゃいました(^_^;)

その後も相変わらず食欲旺盛で、元気です(*^_^*)

まだまだ、投薬中でやっと減薬に取り組んでいるところなので
今後どのように推移するかわからないですが
今週もクリア!!!です

このままの脂質で長期間続けるわけにはいかないので
今後対策が必至です
主治医は、脂溶性ビタミンであったり、ミネラルであったり
栄養素は食事から摂取するのが自然な形なので
ステロイドを少量継続しながら、脂質を加えるほうが良い気がすると言っておりました
脂溶性ビタミンの注射は一般的ではないですものね・・・
良く考えて、調べて、もものために一番良い方法をチョイスしたいです

IMG_1018.jpg

週末、ももを夫に託して2泊の旅です。
会いたい人たちに会いに行きますよ~


  1. 2015/07/17(金) 15:50:18|
  2. ⑧1からの出直し!!!
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回復!!!

7月8日
検査結果
 ALB 2.8(2.3-3.6)
 TP 5.5(5.0-7.2)
 Ca 8.7(9.3-12.1)
 Tcho 103(111-128)

ごはん
6月30日~7月8日
 ささみ 40g
 白米 75-80g
 サツマイモ 40g
約223~231Kcal 脂質0.6g(1.15%) 蛋白質11.6g(21%)

サプリメント
 L-グルタミン

投薬
 プレドニゾロン 2.5mg/日
 フラジール 1/4錠×2/日

やっとアルブミンが回復してきました!!!
ウンチは、時々粘膜ついてるし、白っぽいところもあるし…
何だか不気味。。。
日々、踏ん張るもものお尻に向かって
手を合わせたくなりました(笑

まだまだ、今後の経過は慎重に見ていかなければなりませんが
今週はクリアです!!!

2707092.jpg




先月末、頑張っていた姫ちゃんが虹の橋を渡っていきました
姫ちゃんは、ママとの幸せな日々をしっかり胸に抱き
旅立ったことと思いますが
残念でなりませんでした

どうか、一日も早く良い治療法が確立されますように!!!!
そして、一日も早く、最新、最良の治療法がすべての獣医さんに周知されますように!!!






  1. 2015/07/09(木) 22:00:42|
  2. ⑧1からの出直し!!!
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