ヨーキーもも

聞きたかったこと、半分くらい聞けたかな~電話相談

○○大学の○先生に電話で相談しました

もう1週間前から
今までの経過を表にしたり、文章にまとめたり、
聞きたいと思っていたことをリストアップしたり
あーでもこーでもない…と
結構な時間を使って今日の日を迎えました

以下、相談した内容です。
<>は質問
※太字は先生

これまでの経過を説明後、
<上皮小体機能亢進が心配だが、脂質を上げると便がゆるくなったり、ALBが下がります。
現在、ULFにすりゴマやアマニパウダーを足して脂質1.5%で管理しているが、これ以上脂質を上げるか迷っています。
食餌の脂質は上げた方が良いのか、それとも脂溶性ビタミン剤などの薬を使った方がよいのでしょうか?>

・ULFで食事性の上皮小体機能亢進症が現れてくる。
 これに関しては、カルシウム製剤を与えてやればいいが、今与えているか?
 アスパラCaなどを与えていますか?


市販のサプリメントを与えています。

血中脂肪を極力少なくしているので脂溶性ビタミンが足りないのを何とか与えなくてはならないが、日大では極力油の入っているものは添加しないで活性型ビタミン製剤などを使っています。
副作用などは、少量使う分には問題ありません。
脂溶性ビタミンの注射であれば1週間に1度など使ってみる方法もあります。
使用量などは今から研究に取り組むところだが、通常の表示の分量でいいのではないか。
口からの油の摂取は極力やめた方がよいです。
ULFの食事である程度ALBが上げってくれば、療法食と半々くらいで様子を見ます。


療法食を足すことを試したけれど軟便になりました。

ALBを見ます。2.5より上くらいであればよしとする。下がってきたらまたULFに戻したり調整しながら取り組むのが良い。

<注射より療法食を足すほうが良いですか?>

注射が悪いわけではないがどちらが良いか試してない。

実際の血中ビタミン濃度について注射の場合と経口の場合と比較して判定を出さなければいけない。

ALB2.9ならば問題ない。基準値にばらつきがあるが、大学では2.7以上が正常値なのでちょっと下回っているくらいの2.5程度でいいが、2.2くらいに下がったったらULF100%に戻しましょうか…としています。
コレステロールについては漏れがあれば下がります。食餌の脂質が少なければ当然下がります。また、ALBが上がってくれば上がって来ます。
ALBがあがって来るけれコレステロールが低いので脂肪を上げましょうとすると悪くなります。
白米とささみで管理していて、白米をコンビニのご飯を使ったら下痢してしまったりすることがあります。コンビニの白米には油が混じっていたりするのでそういうものが混じるだけで悪化しますので注意してください。


<フラジールで経過が良くなった経緯があるので続けた方が良かったでしょうか?>
リンパ球性質細胞性腸炎だったので炎症があったということで、その炎症に抗生物質が効いて次に再発したときも炎症があったのでステロイドで効いたのです。炎症を抑えるところでフラジールやステロイドが効くけれど、ヨーキーの場合は炎症がなくてもリンパ管の拡張がある場合が多く、その場合はULFだけが効果があります。今はそういう状況ではないでしょうか。
リンパ管拡張症でステロイドとか他の免疫抑制剤を3ヶ月とか半年使用しても効果がなくALBがあがって来ないという症例で内視鏡でみてみると炎症の所見がなくてリンパ管の拡張だけが顕著にあるということがあるが、ULFに変えることによって薬をかなり減らせます。ただカルシウムが足らないとか、脂溶性ビタミンが不足する不都合があるのでそれをみながら、ALBが上がってきたら低脂肪の療法食と半々にして様子をみていきます。
すりゴマなどの脂質を直接使うよりMCTを使う方がよいかもしれない。
海外では効果がないといわれているが、効果があるのではないかと今も思っています。


<ヨークシャテリアは他の犬種より9.2倍低マグネシウム、低ビタミンDになりやすいという文献があるが何か対処した方が良いですか?>
低マグネシウムについては特別ケアしていません。
リンパ管が拡張することによって低マグネシウムになっているのでALBがあがってくればマグネシウムも戻ってくる。
ALBがあがってもマグネシウムが低い状態であれば考えなければいけない。


<定期的に管理する項目はTP,ALB,コレステロール,カルシウムのほかに何かありますか?>
ステロイド等使ってなければ肝機能などは心配ない
一般的な健康診断として半年毎や1年毎に腎・肝機能もみた方がよいけれど、毎月~2ヶ月ごとにみるのはALB、TP、コレステロール、Caでよいと思います。
血清Caが変わらずイオン化Caが減ってる可能性があるが、3ヶ月に1回PTHを測ってみます。PTHよりは血清Caが変わらない状況になれば骨が薄くなってくる(骨粗しょう症のように)ので半年に1度くらいレントゲンで骨の状況を見るのがよい。


<じゃがいもにアレルギーがあり排除しているが排除は必要ですか>
食事性のアレルギーは血液でアレルギーを見ることはできない。
単にじゃがいもに反応するリンパ球がありましたということだけなので気にしなくてよい。


以上です。
たくさん教えていただきました。

まだ、教えていただいたことが消化できていない状態ですので
良く考えてまた取り組んでいきます。
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  1. 2014/11/20(木) 22:59:21|
  2. IBDやリンパ管拡張症の文献・情報など
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